ツインソウルの男性がぶつけてきた嫉妬にどう向き合えばよかったの?

社会での経験が豊富なツインは、本心を隠すのがうまくて、いつも、なんてことない態度で接してきた。

私がそっけない態度をとっても紳士に対応してくれて、ぶっきらぼうなことを言っても、無邪気に笑ってた。本当に、できた人間だよ。

だけど、彼が私に隠さない感情があった。それは、嫉妬の感情。

ただ、男性と話しているだけなのに、なんであんなに自分の存在をアピールしてくるの?なんで、割って入ってくるときに、邪魔するいい言葉なんて浮かんできてないのに、無言で割って入ってくるの?いつもそんなかっこ悪いことしないじゃん。

おかしいよ。いつもみたいにうまくやればいいのに。最初のころのほうが、まだ割って入って来るのうまかったよ。すごい自然なタイミングで、うまいことを口にして、無邪気に笑いながら邪魔してきたじゃん。

だけど、そんな愛しい彼の嫉妬に気が付いていないふりをしていた。私があまりに無視するから、割って入ってこなくなって、重たい視線で嫉妬を伝えてくるようになった。

嫉妬だけじゃなくて、私がそれに気が付いていないふりをしている悲しみも含んだ、こっちまで辛くて涙が出るほどの、悲しい、悲しいまなざしだった。

でも、本心を隠すのが彼のやり方だから、私もそれに従おうと思ったんだ。だけど、それは言い訳で、もし彼の嫉妬に向き合って、悲しそうに去っていく姿を追ったって、どうにもならないってわかってた。

本当は、彼を追って、抱きしめて、「大好き」って言いたかった。

お互い好きなのは、初めて会ったときから、そう長く経たないうちにわかってたじゃん。彼はサイキックなところあるし、私の感情なんてどうせ筒抜けなんだから。

だけど、問題は私たちの感情とは全く別のところにある。その問題をどうにか解決しないと、格差とか障害になっていることを越えられない。

だから、まだ「好き」とは言ってはいけない気がした。彼の嫉妬に気が付いていないふりをし続けないといけない気がした。

その問題に一人で立ち向かっている今はすごく大変だけど、彼には待っていてほしいんだ。私も、彼が本心を伝えてくれるまで、ずっと待っているから。

魂の愛は宇宙をも超える。ツインソウルと出逢った人にはどうしても読んでほしい最高傑作