ツインソウルは、お互いにない部分を持っているので、片方からしたら、完璧な人間に見えてしまうことがあります。しかし、性格が正反対だとしても、心の根っこのほうは同じ性質があるので、性格で共通することもあります。
ツインソウルの彼を見て感じたことは、「純粋すぎる」ということです。それは、場面によって、いいことでもあり悪いことでもありますが、実は、その純粋すぎる面は自分にも共通していることだと後から気づき、反面教師として、それが悪い面に出ないように自分で矯正していきました。一般的には、人の悪いところをみたら、「自分はああならないよう気をつけよう」と思いますが、ツインソウルの悪いところは、「自分もすでにやっている」という点が違います。
例えば、彼は仕事関係の人に「あなたみたいな素晴らしい方と出会えて僕はとても幸せです。」なんて言われてしまう人なのですが、彼も「僕もあなたのような方と出会える人生を歩めてとても幸せです。」なんて返事をしていまうのです。男同士、いや、おっさん同士ですよ?端から見ればちょっと気持ち悪いですよねー(笑)。ですが、そういえば私も普段から彼と同じようなこと言ってると、はっとさせられました。
彼と出会って、まだ日が浅いころは、自分が心の奥底でずっと考えていた純粋な思いを、同じように考えている人がいるなんて!と感動しましたが、その純粋さを現実社会で出してしまうと、良いことばかりではありません。「偽善だ」と言われたり、「あいつはいつも夢みたいなことばかり言っている」と言われてしまいます。実際、悲しいことに、彼はそう言われています。
だから、彼を反面教師として、純粋さはなるべく言葉ではなく、行動で現すようにしました。人に親切にしたり、助けたり。実際に人の役に立つことをすれば、悪く言われることもありません。しかし、純粋さを理解されないだけではなく、理解してもらおうとすることさえ諦めることは、結構悲しいものです。
なので、社会ではそのような行動をとったとしても、ツインの心の奥底にある純粋さが見えるのは、その相方だけなので、お互いに支え合ってほしいです。その純粋さを受け止められるのは、ツインだけです。私は、彼にだけなら、誰も本気で言っていると捉えてくれない、純粋すぎると思われてしまうような言葉を伝えられます。彼なら受け取ってくれる、と思うのです。
ちなみに、ツインソウルの純粋さですが、「まじめ」とか「従順そう」とかでは全然ないです。表面に見えるのではなく、心の奥底に純粋さが見えます。表面的には活動的なバリバリのビジネスマンなので、他の人たちにはその純粋さが見えにくいのではないかと思います。
ベストセラー作家が贈るツインソウルの宇宙を超えた愛の物語
ツインソウル―なんのために双子の魂はめぐり逢うのか
ツインソウルとの出会いを追体験する美しく壮大な愛の物語。一万年の時空を超えて巡り逢い愛し合う魂・・・。ツインソウルと出逢った人にとっては、これは物語ではなく作者の実話だと思うほど、リアルで奥深く感銘を受けます。フィクションとは到底思えない内容です。読むたびに感動し、人生について考えさせられます。「アミ」のベストセラー作家が贈る名作です。