初対面なのに心の壁がない
ツインソウルは、初対面のときから心の壁を感じないと、よく言われています。確かに、私も初対面のときに、誰にも話せなかった自分の核心に近い部分の話を初めて人に話しました。親や親友にも話せなかったことを初対面の人に、泣くのをこらえながら話している自分に、自分が一番戸惑いましたね。
「心の壁がない」という表現は、抽象的なので、もう少し詳しく説明します。例えば、一番仲の良い親友には心の壁はありませんよね。だけど、ツインソウルはそれよりはるかに心の壁がありません。心の壁がないどころか、初対面でもツルッと相手がそのまま自分の中に入ってきて、自分の心の中に相手がいる感覚があります。
だから、ツインソウルを目の前にすると、変な感じがします。当然ですが、自分以外の人間は自分の体の外の世界にいます。しかし、ツインソウルは自分の体の中にもいる感覚があります。なので、自分の中にいる人が、外の世界にもいるというのは、とても不思議な感覚です。
心の壁がないからこその苦労
しかし、心の壁がないせいで大変だったこともたくさんあります。ツインソウルは、公共の場で出会うのがほとんどで、社会的立場も真逆です。つまり、恋愛関係になりにくい関係で出会います。仮に恋愛関係になるとしたら、かなりの障害を越えなければなりません。お見合いパーティーや合コンで出会うことはまずないでしょう。
そのような関係で、心の壁がないとどうなるでしょうか。天と地ほど違う立場の人なのに、失礼なくらい素の自分が出てしまうことでしょう。しかし、器用な人でも、ツインソウル相手に素を隠すのは大変です。嘘をついたりごまかしたりすることは普通の人の何倍も難しいです。それに、そんなことをしたら罪悪感もとても大きいです。
多分、私だけではなく、ツインソウルの女性は男性を目の前にすると、少女のような態度になってしまうと思います。私もそうだったのですが、そのような態度をもし出したら、立場上彼にとても失礼になってしまいます。なので、それを無理やりこらえていたせいで、無表情でぶっきらぼうな態度になってしまいました。
だけど、ときどき、隠しきれなくて少女みたいな態度が出てしまいました。なので、ツインソウルの前だと、端から見れば二重人格に見えるかもしれません。会話をしているときは無表情なのに、たまに顔が真っ赤になってしまったり、完全におかしなタイミングで微笑んでしまったり。
障害がなかったら・・・
社会的立場が真逆なことが障害となって、せっかく心の壁がないのに自分を押し殺してしまいますが、もし障害がなかったらとても楽しいと思います。少女と少年のような心になって、キャッキャと笑いあったり、じゃれ合ったりして。それができるのは、おそらく再会した後になるでしょう。ツインソウルカップルさんたちの再会を願っております。
ツインソウルの特徴、偽ツインソウルの見分け方など、説明がとてもわかりやすい良書。腑に落ちることがたくさんありました。苦しさや辛さから救われるので、ツインソウルのことで悩んでいる方にオススメです。