スポーツジム入会を検討中の女性がチェックすべき即退会者が多い理由

スポーツジムに通うことをご検討中の女性は、入会してもすぐに退会する人が多い理由をご存知でしょうか。入会するときは、憧れの身体を手に入れるために希望が膨らんでいる状態で、退会することなど頭にないかもしれません。

ですが、数回通っただけですぐに辞めたくなってしまってしまった場合でも、入会費や月会費、退会の費用など合わせて3万円前後かかってしまい、かなり無駄な出費となってしまうでしょう。違約金や滞納金などでトラブルが発生してしまうケースもあります。なので今回は、私の経験から、入会を決定する前にチェックしておいてほしいことをお伝えします。

スポーツジムを即退会する人が多い理由

私はスポーツジムに入会してから、わずか2ヶ月で退会しました。しかも、その2ヶ月間で利用した回数はわずか3回程度・・・。スポーツジムに入会しても、続かないとはネットの噂で聞いてはいたものの、さすがにここまで続かないとは思いませんでした。私が継続できなかった理由を説明します。

①自宅からスポーツジムまでの移動が面倒&時間ロスが大きい

私の場合、自宅からスポーツジムの移動にかかる時間は、片道30分程度でした。自宅の近くにあるのならいいのですが、わざわざジムで楽しくもない運動をするために、自転車を30分も漕ぐのは苦痛でしかありませんでした。

しかも、ジムでの運動は全くモチベーションが上がらず、運動自体は30分もしないのに、往復の移動時間で1時間かかる上、ジムで人目を気にしながら着替えたり、シャワーを浴びたりするのに余計に時間がかかってしまい、結局、運動30分のために2時間ほどタイムロスすることになりました。このタイムロスは、忙しい現代人にとってはかなり大きいロスです。ジムに通うたびに、このように時間を無駄に使い続けることは、自分には無理だと感じました。

ご自宅から一番近い距離のスポーツジムに、通い続けることができるか考えてみてください。少しでも面倒だと感じたら、通い続けることはできないと思います。

②潔癖症

私は潔癖症なので、入会前から不安要素がたくさんあったのですが、案の定、潔癖症の人がスポーツジムに通うのは不可能であることを実感しました。

様々なトレーニングマシーンが大量に並べられているエリアでは、他人の汗がついたフィットネス機器に触ることができないし、たくさんの人が運動しているので、室内の空気がもわもわしていて気持ち悪く、そのエリアにいることすらできませんでした。

なので何の運動をしたかと言うと、それよりはましな水泳をしました。しかし、たくさんの人が一緒に入っているプールの水は、やはり気持ち悪かったです。それに、若い女性は他にいないし、水着はどうしてもぴっちりしてしまって露出が多いため、男性からの視線が気になってしまいました。

ジムはシャワーやお風呂なども含めて、他人と共有するものばかりなので、私と同じような潔癖症の方にとっては、耐えられないことがたくさんあります。潔癖症でもジムに通いたい方は、気持ち悪いと感じても、その感情を自分自身で完全に無視するしか方法がないと思います。

③運動が全然楽しくない

スポーツジムに通えば、運動を楽しくできるはず、という勝手な妄想をしていました。しかし、実際は全然楽しくありませんでした。唯一取り組んだ水泳では、一つのレーンを数人で一列になって泳ぐため、ぶつからないように気をつけないといけないし、前や後ろの人との間隔を考えながら泳がなければいけないため、自分のペースで泳ぐことすらできませんでした。

私はスポーツジムで運動をするよりも、外でランニングをしたり、自宅で半身浴をしたりしたほうが、やりがいを感じます。ジムではトレーニングマシーンにテレビが付いていたり、音楽を聴きながら運動に取り組むこともできますが、外で運動するのとは違って、運動すること自体の楽しさというものはなく、機械的に体を動かしているだけの状態になります。それでも続けられるか、考えてみてください。

④スタジオのレッスンは未経験者ゼロ

スタジオで行われているレッスンは、ダンスやヨガ、エアロビクスなどがあり、参加するのを楽しみにしていました。しかし、実際、レッスンが行われている風景を透明なガラス越しに見ると、上級者の方しかいない上に、かなり本気で取り組んでいたため、未経験者が参加できそうな雰囲気ではありませんでした

入会や退会の手続きなどを含めて、6回ほどスポーツジムに足を運びましたが、その間、レッスンで未経験者らしき人が参加している様子は一度も見たことがありませんでした。あの雰囲気の中、参加できる未経験者がいるとしたら、相当な勇気を持っている人くらいだと思います。

もし不安なら、通いたいと考えているジムに、未経験者向けのレッスンがあるかどうか確認してみてください。

おわりに

入会前に通い続けると決心しても、このようなことが理由となって、簡単に心が折れてしまう場合があります。即退会しなくても、違約金を払いたくないという理由で、通っていないのに月会費を払い続けている人もいます。そのようにならないため、通い続けることができるのか、様々な面から考えてみるといいと思います。