ツインソウルへの純粋な気持ちを失わないでほしい

前回、こんな記事→「ツインソウルの辛いサイレント期間にはスピリチュアルから抜け出したほうがいい 」を書いたのは、やっぱり自分の心境に変化があったから。

「ツインソウルへの試練」、「執着を断ち切る」、「手放す」、「再会」、「統合」のようにツインソウルと出会うとあらかじめ決まっている法則とか段階を踏んでいくと、一般的に言われている。

だけど、そのような段階を踏んでいるとしたら、それは私たちの意識上よりも多くの部分が潜在意識で行われていると思う。一回は誰でも聞いたことがあるだろうけど、意識の99%が潜在意識で、顕在意識はわずか1%だという。顕在意識は氷山の一角でしかない。

だから、自分では「ツインソウルを手放した!」と思っても、実は全然手放せてないようなことも普通にあると思う。私も以前、「執着を断ち切った!」と思ったのに、後になってから全然断ち切れていないような気がしてきたことがあった。だけど、そのようなことって、大体が潜在意識で処理されていることだから、自分の頭でわかることではないのかもしれないと気がついた。

だから前回、「スピリチュアルにはまりすぎてはいけない」と書いたのは、顕在意識では扱えない感情を無理やり顕在意識で処理しようとすることに、危機感を持ったから。

ツインソウルについて発信している私が、スピリチュアルにはまりすぎてはいけないと言うのはやはり矛盾しているのかもしれないけど、ネットで手に入れた知識よりも、自分の純粋な気持ちを大事にしてほしいということを伝えたい。

私は、前回書いたように、彼がツインソウルではないと考えてみることで、彼に対する自分の本来の素直な気持ちを取り戻すことができた。

彼と出逢ってから半年後くらいにはツインソウルについて知識が入ってきてしまったから、その前までの半年間や、特に出逢った日の感情こそが、純粋な自分の感情であると思った。

なぜかというと、ツインソウルについて知らない時期だったとしても、相手との社会的な関係が強まっていくほどに、恋愛感情を抱いてはいけないと自分の気持ちを抑制してしまうせいで、彼に対する自分の感情が自分でさえもわからなくなってくるから。

彼との社会的な関係が深まっていくほどに、ツインソウルとしての彼と社会的関係としての彼に対する気持ちの差が開いていってしまって、まるで彼が二人いるような感覚になり、一緒にいる時間が長くなるほど辛くなっていった。

だから、出逢った日の、まだ何の社会的な関係もない、ただの人と人、もしくは男性と女性、という関係であるときに感じた素直な気持ちこそが、潜在意識から顕在意識にまで湧き上がってきた、本物の感情だと思う。

色々なツインソウルブログを見て、「サイレント期間からわずか○ヶ月で統合!」とか、「統合すると天国にいるような感覚」みたいな内容の記事を読んで、すごいなぁって思ったけど、素直な気持ちとしては、本当に出逢えただけで十分幸せだから、そこまで欲張っていないし望んでいない、という気持ちがある。自分の宝物を性的な目で見たくない。性的の対象として見ると、自分の心が傷ついているのがわかるから。

前にも書いたけど、彼と出逢う直前、どうしても今までのように一人では解決できない生死のかかった問題を抱えていて、人生八方塞がりだった。そんなとき、私たちが出逢うべくして出逢えたのは、彼が命を削るような数十年間を乗り越えて機会を設けてくれたから。そのおかげで彼を見つけて、命を救ってもらった。

彼と出逢った日に感じた、「この先、どんなに闇のある人生だったしても、この一生に一度の幸せな出逢いを絶対に忘れない」という純粋な想いをずっと大事にしていきたい。


なみに前回も書きましたが、ツインソウルについての情報発信は今までと変わらず続けていきます!

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