【HSPの特徴】空気に対する過敏さから常に換気していないと不快

私は自分のHSPの症状を見ると、空気に対する過敏さがかなりひどいなと感じています。空気の何に敏感かと言うと、「臭い」と「酸素濃度」です。それに加え、HSP特有の敏感さもあります。

「臭い」について言うと、化学物質や体臭、生活臭がだめで、気持ち悪くなってしまいます。結構苦手なのが女の子の部屋の臭いです。色々な化粧品とか香水に含まれている化学物質の臭いに体臭や生活臭が混ざっているので、最悪ですよ。だから悲しいことに誰かの家で鍋パーティーするのもできないです。自分も一応女の子ですが、香水なんかつけないし、化粧品も最低限のものしか置いていません。

「酸素濃度」について言うと、学校の教室とかオフィスとか人がたくさんあつまる場所がありますよね。そのような場所で換気が十分でないと酸素濃度が低くなるのですが、一番に体調が悪くなってしまいます。

ここまで書いたことだと、割と一般の人にも共通することですよね。ですが、自分が異常だと感じるのが、常に換気をしていないと不快になるということです。空気に対する潔癖とも言えるのかもしれません。

例えば、高校生のとき、教室に着くとすぐに教室の窓を開けて常に換気をしていたし、教室移動をしたときも、移動先の教室に着くとすぐに換気をしていました。特におひるごはんを食べるときには常に窓を開けていました。食事をするときに、誰かの体臭とか家から運んできた生活臭を嗅ぎながら食べるのがどうしても無理だったからです。

同じクラスの人からは、「伊波、俺たちのことクサいと思ってるよね」と言われてしまったので、少し控えるようにしましたが、やはり換気していない空間はとても不快に感じました。

換気をしたい理由は、臭いや酸素濃度だけではなく、「風が入らない密閉された空間」は念がたまるからということがあります。特に人が集まる緊張感のある場だと、周りの人の緊張とか感情がすごく伝わってきてしまうのですよね。だけどそのような場に風が吹くと、周りの人たちの感情を風が吹き飛ばしてくれるような気がします。

それは自分の部屋においても同じことが言えて、換気していないでいると、自分の念だとか感情が部屋に溜まってしまっている感じがします。だから、部屋の臭いや酸素濃度に問題がなくても、常に部屋はクーラーをつけたり窓を全開にしたりして換気しないと不快になってしまうのです。

自分のこのような異常さは、自分からしたら論理的な理由がちゃんとあるので、異常だとは思っていないのですが、空気に対して潔癖って、やはり一般的な人からしたらおかしいのでしょうね。ちなみに何かの病気なのかなと思って調べましたが、当てはまりそうなものがなかったので病気ではないと思います。

でも、空気って人間が生きていく上で一番大切なものだから、その空気に対する敏感なセンサーが付いているってむしろ大事なことだと思います。HSPは敏感さで苦労しますが、生物として生き残るための機能とか本能が正常に備わっているだけのことだと思うのです。