【宿曜】参宿を分析。言いたい事はとりあえず言う無邪気な正直者

【宿曜】参宿の性格分析。


参宿は、永遠の子どものような人たち。好奇心旺盛でポジティブ、新しいもの好き。いつまでもキラキラした目で世界を見れるような、純粋な心を持っている。ミーハーだから、ファッションにもこだわりを持っていて、おしゃれな人たちが多い。少なくとも、外見に無頓着な参宿はいない。それに明るくて陽気だから、周りにはいつも人が集まって来る人気者。

参宿は色んなタイプの人に対して、自分なりに合わせることができるけど、一番楽しそうにしているのが、性格の似ている参宿と一緒にいるとき。完全に子どもに戻ってしまったかのように無邪気にはしゃいでいて、なんか微笑ましい。

自分の周りの人たちは悪い人じゃなければ基本的にみんな好きだけど、周りの人たちと性格が合わない場合、小さなことで傷ついて、よく自己嫌悪に陥っている。それに感情をこらえるのが苦手だからか、泣き虫が多くてすぐに泣いてしまう。だけど、復活するのは早い。年を重ねほどに好き嫌いがはっきりしてきて、嫌いな人に対してはあからさまな態度をとる人もいる。

陰キャラか陽キャラかどっちかっていったら、見た限りでは完全に陽キャラの人たち。だけど、参宿の一番面白いところは、自分自身では陰キャラだと思っているところ。自分だって人気者なのに、他の人気者たちを崇めているような面があって、その人たちをファン的な目線で見てしまう。

なぜ参宿は性格的には明るく陽気なのに、自分では陰キャラだと思っているのか。それは、参宿は自分自身に対しても素直で正直だから、いくら人気者になったとしても、自分が人間くさい面を持っていることを忘れないため。偉い立場に立ったって、高慢になることは少ない。

だから、自然と人が集まって来て慕われる。このような参宿の特徴は、夫妻宮に属していることの影響によって出てくる特徴。謙虚さやコミュニケーション力もあって、仕事では一人で黙々と取り組むよりも、誰かと力を合わせながら取り組むと、好奇心が刺激されて楽しく取り組める。

参宿と浅い関係でいる場合は、ここまでで書いたような印象が強く、素直でいい子なんだなという印象を抱く。だけど、なんかつかみどころがないようなところがあって、関係が深くなってくると、その理由がわかってくる。参宿は、謙虚でポジティブだし、人を傷つけるようなことは言わないだろうと周りの人たちは勝手な期待をしていることが多い。

だけど、浅い関係でも気づく人は気づくけど、参宿は、意外と毒を吐く。でも、「いい子」の印象が強いため、「あぁ、今のは聞かなかったことにしよう」と周囲の人が流していることが多い。だけど、関係が深くなってくると、毒を普通に吐くような人たちなんだとわかってくる。

ただ、参宿が笑顔で毒を吐いているときは、陰湿な感情がこもっておらず、ただ自分の言いたいことを言っているだけで悪気はない。深くものごとを考えることをしないので、自分の発言で相手が傷つくとは思っていないだけ。参宿が毒舌なのは悪害宿に属している影響。他に悪害宿に属する宿は、尾宿・心宿・柳宿など、毒っ気があり悪い意味で癖が強い宿。

ポジティブで正直者な参宿にも、これらの宿と同じような禍々しい雰囲気を感じるときがある。ただ、これらの宿と違う点は、参宿は自分の感受性に禍々しい面があって、自己嫌悪に陥っているときは変に悪い意味でとらえてしまうことが多いけど、人を攻撃するために毒を吐くことはないということ。

特に毒舌な宿と言ったら、心宿・尾宿・女宿がいる。心宿は、自己防衛するために人のプライドをわざと傷つけることを言う。尾宿は、好き嫌いで差はあるものの、ただ正論を言っているだけ。女宿は、客観的な視点から厳しいことを言う。それに対して参宿の毒舌は、人を傷つけるためでも、正論でも客観的な意見でもなく、ただ自分の意見を言っているだけにすぎない。自分に対しても素直な性格だから、言いたいことを我慢するということはしない。

だから参宿から毒を吐かれると、しかっりと向き合わなければいけないような気になる。向き合いたくないことがある人の場合、参宿から言われてしまうのが怖くなって避けてしまう人もいる。

でも参宿は、基本的には善良な人たち。周りの人たちに愛されていないと自己嫌悪に陥って毒が強くなるけど、それでもその素直で正直な性格のおかげで助けてくれる味方はいつもいる。

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