【宿曜】軫宿を分析。損得勘定のない優しさを持つミステリアスな人

【宿曜】軫宿の性格分析。

軫宿は例えるなら、ピンク色のスミレのような、男女ともに女性的な優しさがあり親近感を感じさせる宿。嫌味がなくさっぱりしていて、陽気で明るく、頼めば大体のことは引き受けてくれるため、大人しいから目立ちはしないもののいつの間にか人気者になっている。

27宿中一番人付き合いがうまいと言われているけど、それは心宿のようにキャラクターを作って愛されようとしているわけでもなく、女宿のように策略を働かせているわけでもない。軫宿が人付き合いがうまいのは、嫌味がない分、素直に人と接することができることと、損得勘定のない優しさが理由。

だから、その優しさを誰かに利用されることもあり、逆に損ばかりすることもある。だけど人を憎んだり復讐を誓ったりすることなんてなく、人の悪い面もさらっと流せるところ見ると、人として見習わなきゃなと思う。

良い意味で他人の悪意に対する鈍感さがある。そのかわり、損をするほどに他人との線引きが絶妙なうまさになっていき、処世術がさらに身につくのかもしれない。

また、めったに怒ることがない。他人に悪いことをされても、怒らずに傷ついているだけ。繊細な心を持つ軫宿が落ち込んでいる姿を見ると、守りたくなってしまう。

他人の意見を受け入れる心の広さがあるから、いつも人に流されていると思われがちだけど、最低限の自分の意見も持っていて、しっかりしている面がある。胃宿のように我が強い宿とは正反対で、非常に協調性がある。

その上、自分から仕事できますアピールをしたり、媚びを売ったりすることはないものの、ちゃんと与えられた仕事をこなすことができる。その上、裏切ることもなく信頼できる。だから、軫宿は縁の下の力持ちだと言われているのだろう。

だけど、軫宿は仲良くなってくほどにミステリアスだと感じることが増えていく。軫宿は自分の内面に引きこもる世界を持っている。一緒にいるときでも自分の世界に引きこもるときがあるから、普段の陽気さからしたら結構ギャップがある。たまに根暗と言われてしまうのはこのせい。

一日中軫宿の人と一緒にいると、昼間は陽気だけど、夜になると疲れてきて自分の世界に引きこもる。そのときの姿からは、言葉には出していないけど、「今日はやることやったし、もう引きこもっていいでしょ?」という声が聞こえてくる。

まるで昼間の陽気な姿は、自分の本当の姿ではなく、必要とされているから演じているだけのような感じ。そういう面があるから、つかみどころがないというイメージを持たれるときもあるのかも。

軫宿がいつも引きこもっている世界って何があるのだろう。それは多分、軫宿の人にしかわからない。だけど、ドロドロしたものは抱えているようには見えない。ちょっとセンチメンタルな感じ。妖精さんとかが心の中にいるのかな。

軫宿さんが自分の世界に引きこもり始めたら疲れている証拠だと思うから、無理やり現実の世界に引っ張り出すのはやめよう。

個人的に軫宿は、27宿曜の中で愛すべき宿No.1であると思う。できることなら、軫宿の優しさが利用されることなく、愛してくれる人たちの中で、その優しさを発揮してほしい。だけど、それはいらぬ心配かもしれない。軫宿の人って、最初は利用しようと近づいて来た人たちとさえ、すぐに仲良くなってしまうから。