【宿曜】女宿を分析。自分・他人・社会に対し平等に厳しい裏ボス

【宿曜】女宿の性格分析。

女宿は、ドロドロしたものを腹のうちに抱えているかのような陰湿な雰囲気がある。だけどそれは、理不尽な現実に対する怒りを発散できないまま、自分自身の中に溜めて続けてしまっているから。

気性が荒く争いを好む磨羯宮に4足も属しちゃっているから、27宿中、1・2を誇る負けず嫌いで闘争本能が強い。斗宿も女宿と並んで負けず嫌いで闘争本能が強いけど、斗宿はその内面を外側に出さないことを美徳だと考えているから、表面は穏やか。一方女宿は100%外側に出してしまうから、喧嘩を売るような態度になってしまう。

ただ、他人にも厳しいけど自分にも同じように厳しく、外側に怒りを発散し続ける自分に嫌気がさしてくると、今度は自分を客観視して悲しくなり落ち込む。

そうやって完全には発散できなかった怒りや自分に対する悲しさが内面に溜まり続けてしまうから、ドロドロしたものを腹のうちに抱えているように見えてしまう。

それと、女宿は超毒舌。尾宿も毒舌だけど、尾宿の場合は単に事実をストレートに言ってしまっているだけ。一方、女宿の毒舌には、「あなたのこと嫌い」という気持ちが含まれているたため、相手にとってみれば自分自身を否定されたような気持になりかなり傷つく。好き嫌いも激しいため、嫌われないようにしないといけないと周りの人たちはかなり気を遣っている。

だけど、女宿の毒舌の矛先には、他人だけではなくて自分がいる場合もあり、自己嫌悪に陥ることもよくある。だから、いつもどこか陰のある表情をしている。

家庭的で優しい面もあるから、礼儀正しくしていれば女宿に怒られることはなさそうだけど、いつ地雷を踏んでしまうかわからないため、目下の人にとってみれば怖い存在。怒りの地雷がわかりづらいのは、女宿は意外とルールやマナー、規則を重んじるところがあって、いつもの口の悪さからは想像がつかないくらい真面目なところがあるから。

女宿のことを尊敬するのは、自分も他人も社会にも平等に怒りの感情を持てること。政治の問題など、自分からは少し遠くで起きている社会問題に対して、本気で怒ることができる。

「私とは関係ないことだしー」と言うこともたまにあるけど、ほんの少しでも自分と関わりのあることについては、当事者意識があって、問題意識を強く持っている。女宿のそういう部分を見ると、根は真面目だということに気が付く。

だから、好き勝手に怒っているわけではなく、それなりの理由がある。しかも、それほど本音をぶちまけることができる人もなかなかいないから、ある意味一番存在感がある。それを周りの人がわかっているから、陰のリーダー、裏のボス的な存在になるのだろうと思った。

女宿には育ちによって二つのタイプがいると感じている。一つ目のタイプが、上で書いたような、理不尽な社会に対する怒りのせいでドロドロしたものを腹の内に抱え、自分にも他人にも厳しい怒りんぼうなタイプ。

しかし、あまりドロドロした感じはしない女宿もいる。それが、二つ目のタイプの女宿。こっちのパターンの女宿は、育った環境で理不尽な社会に染まってしまった、超権威主義の女宿たち。汚い世界でも折れない心を持ち、ドロドロした人間関係にも強いから、負けず嫌いなところと闘争本能を生かして、上りつめる人が多い。

このような女宿でも、自分や他人、社会に対する「怒り」の基準は同じ。だけど、自分自身が理不尽な社会に染まってしまっているせいで、「怒り」の基準がゆるくなっているから、ドロドロしたものを自分の内面にため込むこともない。

この二つのタイプの女宿を見ていると、圧倒的に後者のほうが生きやすそうに見える。だから、女宿の人が生きやすくなるためには、まずは自分自身に寛容になって、他人や社会に対しても許せる心を持ち、「怒り」の基準をゆるくしていくことが大切なんじゃないかと思う。